第2話「スポ根ですか!? 万物は流転する」
Aパートー桃と初めて外で合う
●人物
・ヒロイン(桃)ー魔族としての主人公が心配で様子を見に来る/「でも私、魔法少女としては弱いほうだよ」/ 筋肉に詳しい
・妹(良子)ー三国志を読みながら、主人公がまだ見ぬ魔法少女と激戦を繰り広げていると思っている(思い込みが激しい)
●ストーリー
・二人のあだ名ー学校で主人公が闇の力に飲まれていないか心配して主人公のクラスまで様子を見に来たヒロイン。もっと弱い魔法少女を倒すと話していた主人公だったが、自分は魔法少女の中では弱いほうと言われ愕然とする。「シャミ子」とあだ名で呼ばれたことに憤慨する主人公は週末の午後に勝負を挑む。
・主人公とヒロインの戦いー約束通り勝負のために集まった二人。しかし話の流れで、準備運動と称してたくさん走らされてしまう。(言いくるめ②)走ったことで体力が尽きてしまった主人公はヒロインの提案で戦いを後日に持ち越しにする。
・ヒロインとの貸し借りー準備運動と称して4km走らされた主人公だったが家に歩いて帰る体力がない。ヒロインを「桃」と呼び止め、水分と帰りの電車賃を借りることにする。(明確な借り②)
●そのほか
・何度か桃が「桃でいいよ」と言っていたのだのが、学校ではシャミ子は「桃色魔法少女」と距離をもって呼んでいて、外で二人でいるとき、電車代を貸してもらうために呼び止めるときにやっと「桃」と呼んでいる。
Bパートーシャミ子と杏里
●人物
・主人公(シャミ子)ー「優子は生まれつき体が弱いし、あほだし」(母親)/「この子の家、色々あってボンビーなんです」(杏里)/「早退の多い私」(主人公)/「割りばしでっぽうのどこがダメなんですか!でも戻してきます」(主人公)
・杏里ー「でもちょっと安心したな。シャミ子ってお金なさそうだし、いつも一人でとことこ帰ってたから。おいしそうに食べてるの見て、わたしも楽しかったよ。でも無理させちゃってごめんね。」(杏里)/「そういえば杏里ちゃんは(略)…帰宅部で早退の多い私に、角が生える前からなにかと話しかけてくれました」(主人公)
●ストーリー
・主人公のお小遣いー月120円お小遣いだったが、魔法少女を倒す軍資金と称して、月500円へと増えた。
・ヒロインとの貸し借りーお小遣いが増えたためヒロインにペットボトルと電車賃を返そうとする主人公だったが、全額返してしまうと懐が苦しい。借りているお金がまだあることを理由に主人公はヒロインから停戦をおしつけられるのだった。(言いくるめ③)
・4人でショッピングモールへーお金を魔法少女打倒に向けてどうやって使うか考えるため主人公は杏里、小倉さん、ヒロインの4人でショッピングモールへ行く。お金の使い道を思案しているうちに、魔族として覚醒する以前から杏里が友人として気を使ってくれていたことに気づく主人公。杏里の友情に応えるためになけなしのお金を飲み物に使うのだった。
●そのほか
・「駄菓子買いません!魔法少女倒します!」という印象的なセリフから始まるパートだが、一貫して駄菓子やおいしそうなものにあらがずに流されていくシャミ子が描かれる。シャミ子のキャラ紹介的な回。
()内用語解説
桃変身ー桃が変身する場面
明確な借りーお互いに了解されている形でシャミ子が桃に借りを作る場面
これかちーシャミ子が「これで勝ったと思うなよ!」と桃にいう場面
言いくるめーシャミ子が桃に言いくるめられる場面
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