玄関先の言葉置き場

主にひらめき☆マンガ教室の感想用。メッセージ等はおたよりフォームへいただければ、配信でお返事します。

アニメ まちカドまぞく 分析 第1期 第3話

第3話「悪夢か吉夢か!? 闇のドアストッパーさん降臨」

Aパートーシャミ子とご先祖と一族

●人物

・主人公(シャミ子)ー「魂のセンサーが弱い、弱すぎる!」(ご先祖)
・ご先祖(リリス)ー金髪/主人公と顔の堀が違う/自分がおいしいものがほしいからお供えをするよう指示したり、俗っぽい

●ストーリー

・主人公、ご先祖と夢で再び出会うー主人公に魔法少女との戦いのダメだしをするご先祖。主人公に、一族には他人の夢に潜り夢を操る資質があることを伝え、その能力を使って魔法少女を倒すよう指示する。主人公は夢から覚めた後、ご先祖との夢の内容を書き起こそうとするが母親とのやり取りの中で忘れてしまう。
・母親と主人公ー主人公が夢でご先祖と出会ったことを報告すると真顔になる母親。主人公になにか隠していることがある様子。その一方で主人公はセーラー服の洗濯を失敗。体操服で学校に登校することになる。

●そのほか

・今まで魔族は夢の力で魔法少女に勝ったことはない。(ご先祖)

 

Bパートー「みんなが仲良くなりますように!

Bパート①ー学校でヒロインに世話を焼かれる主人公。

●人物

・主人公(シャミ子)ーヒロインに自分が洗濯ができないことをとっさに隠す
・ヒロイン(桃)ー裁縫ができるが料理は下手/「なんとなく、シャミ子は家庭的で洗濯がうまそうだし期待してる。」

●ストーリー

・主人公とヒロインの貸し借りーセーラー服をだめにして体操服で登校した主人公に、ヒロインがセーラー服を貸す。(明確な借り③)そして、ヒロインから飛び道具の研究を半ば強制的にすすめられる。(言いくるめ④

 

Bパート②ー廃工場で魔法の練習をする。

●人物

・主人公ー「(周りへの不満がないかと聞かれて)そんなことおもっていません、みんな優しいですし。」(主人公)
・ヒロインー廃工場を持っている/「昔吹き飛ばしちゃって、買い取った。」/髪をいじりながら「(主人公を)暴発しないように監視してたわけだし。」。

●ストーリー

・飛び道具の修行ーしっぽが生えているなら魔法を飛ばすことができるはずだと、主人公をあとし、主人公に魔法を出す練習をさせるヒロイン。魔族であれば魔力を具現化させるための何らかのキーワードを持っているはずだという。
・ヒロインが主人公に肩入れする理由ーキーワードにたどり着きそうにない主人公に対し、珍しく熱くなって説教するヒロイン。魔法少女のなかには魔族に対して容赦しない者もいると主人公に説明するが、なぜ私に対して肩入れするのか、という主人公の質問に答えようとはしない。代わりに、魔法が成功したあかつきには(料理が下手なヒロインが)ハンバーグを作ると約束し、主人公の質問を躱す。(約束①)(言いくるめ⑤
・「みんなが仲良くなりますように!」ー主人公が魔法を具現化させるための呪文「みんなが仲良くなりますように!」。それを聞いたヒロインに表情を変える。(桃の呼吸変化①)主人公に好感を持ったヒロインは「私、しばらくシャミ子を鍛えてみようかな」とイヤミを装い今後主人公の様子を見守ることを決めるのだった。

●そのほか

・「そこは引っかからなくていい」(ヒロイン)といったのは3回(廃工場の跡についてつっこまれたとき、ヒロインの魔法の呪文をからかわれたとき、肩入れする理由を問われたとき)いずれも過去についての言及を避けるとき。
・廃工場には桃の魔法とおぼしき跡がある。戦いの跡が残っているこの場所は、おそらく桃の精神にとって重要な場所。(つまり、もともと自分にとって重要だった場所でシャミ子に感心し、好意を持つに至ったということになる。)
・このエピソードでのシャミ子の去り際のセリフは「おぼえてろ魔法少女ー!」。シャミ子目線ではなく桃目線のエピソードだからか、「これで勝ったと思うなよ!」はわざわざ言いかけて途中でさえぎられている。

 

()内用語解説

桃変身ー桃が変身する場面
明確な借りーお互いに了解されている形でシャミ子が桃に借りを作る場面
これかちーシャミ子が「これで勝ったと思うなよ!」と桃にいう場面
言いくるめーシャミ子が桃に言いくるめられる場面
約束ーシャミ子と桃の二人が約束を交わす場面
桃の呼吸変化ー桃がシャミ子の言動に感心して思わず黙ったり息をのんだりする場面

 

第1期

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話